スタ二スラフ・ブーニン。
このお名前は、ピアニストにとっては、知らない人はいらっしゃらないかもしれません。
1985年のショパン国際コンクールで、若干19歳で一位に輝いた、モスクワ生まれのピアニスト。
当時、NHKでもドキュメント番組が放送され、
コンクールの後、日本ではクラシック音楽家として例のない熱狂を生んだ伝説のピアニストです。
「ブーニンフィーバー」「ブーニン現象」と言われ、
国技館でコンサートを行うほど、日本では大旋風を起こしたブーニン。
私もまだ子供ではあったものの、
あの2次予選の時の「猫のワルツ」と呼ばれる「ワルツOp34-3」の猛烈なスピードをテレビで見た時、
あ~んぐりした口がしばらく閉じなかったことを覚えています。
ピアノ好きな友達のみならず、当時は日頃ピアノに全く興味のない男子や、
担任の先生までも話題にするほどのフィーバーだったことを覚えています。
私は個人的に「19歳にはとても見えない・・・(笑)」と、
目からも入る相変わらずの斜め目線^^;
しかし、今回、この映画の予告を見るまで、正直、もう完全に忘れてしまっていて、
脳裏にありませんでした。
「えーーー!ブーニン!久しぶりじゃない!?」というのが、
ピアノ仲間との揃った第一声。
今回、この空白の40年近い月日が映画となり、
限定上映を心待ちにしていましたが、先日やっと観に行くことができました。
なんとなく、同じ世代の、いかにも「ピアノの先生」と思える人ばかり(同業者の匂いがする(笑))
そっか、今の音大生は、まだ全く生まれてない頃ですものね。
まさか、ブーニンにこんなことが起こっていたなんて・・・。
再起に向けて、弾いている姿だけでも、心に響きました。
これが本当の音楽なのかもしれません。
どん底から這い上がって奏でる音色は、
どんな言葉よりも心に響きました。
神奈川県内では、みなとみらいのキノシネマ、ただ一か所のみの放映です。
同時期に入賞した、懐かしい~ピアニストもたくさん出演していますよ♪
ご興味ございましたら、是非お運びくださいね。

コメント