「卒寿」・・・「卒」の略字の上下を切り離すと「九」と「十」になることから、
九十歳のお祝いとされています。
私の大学時代の恩師(ピアニスト)も今年90歳を迎えられ、
今回はレストランでお祝いパーティーを開催しました。
母校は伝統が長く、
先生の門下生も70歳代~30歳後半(先生が御退官なさるまでの門下生)と、
大変幅が広く、でも、皆さん「同じ教授のもとで、レッスンを受けたお仲間」として、
大変親しい仲なことが、我が門下生全員の自慢なんです☆
定期的に門下生演奏会を開催したり、
先生のお誕生日には、毎年パーティーやお茶会を開催し、
北は北海道から、南は九州から、
遠方から先生との再会を楽しみに参加される方もいらして、大集結で再会を喜びあっていたことも、
この3年間はコロナ禍でできず・・・・。
今年はやっと、再び開催することができ、喜びもひとしおでした。
(私はいつも幹事の一人なのに、今回、事前の準備は後輩様にお任せしっぱなしで・・・
きゃ~ごめんなさい💦)
皆さん、同大学音楽学部ピアノ科出身。
み~んな綺麗な服装で、ヒールを履いて、日傘をさして・・・
改札でて、会場に向かって道を歩く雰囲気だけで、すぐ「同類」とわかります(笑)
先生に3年ぶりにご挨拶させていただくと、
先生からいただきました第一声。
「あらっ!!あなた、大学時代から全然変わってないじゃない!」。
多くの人がここで「まあ、嬉しい❤」と思うところ、
私はついつい瞬時に「まあ!私、大学時代から、こんなにシワやしみが多くありました~?」と返してしまう生き物。
私のこういう、ついつい斜めから受け取り、会話を返してしまうところ、
もっとコンサートのトークに生かさないと(笑)
右みても、左みても、スラ~っとした美人ばかりの中で、
私は「カモシカの中に、子タヌキが紛れ込んでる」状態・・・!
でも、この大学で培った忍耐力、精神力、人一倍努力をしようと思う意識、
その努力をしてこそ得られる自信、誇り、等は、
今こうして私が日々、ピアノでお仕事のお話をいただけることに、大きく繋がっていると思っています。
なーんて、エラそうな事書いていますが、私はいつしか「忍耐力」が癖になりすぎて、
体に異変が起こってから、我慢が限界を超えていたことにやっと気づくんです・・・・!
これでは全然ダメですね(笑)
以前先生からいただきました「全部一人で我慢したり、一人で抱えないで、
甘えれる人にはもっと吐き出してもいいのよ、あなたにはそれが大切」というお言葉を、
これからは課題にしようと思います・・。
ところで、「90歳」と伺い、日頃、100歳近い方と接する機会の多い私には、
「あら、先生まだまだお若いですよ!」とついつい申し上げてしまって・・・・・。
次は100歳百寿のお祝いも、盛大に行いましょうね ❣
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