先日、私の恩師を偲ぶ、メモリアルコンサートが、
母校のホ―ルで行われました。
それまで全く違った進路を考えていた私が、
この恩師との出会いによって、大きく人生が変わりました。
どうしても先生の門下生になりたい!それにはこの大学に入るしかない。
ところが他の「音楽大学」ですと、ピアノ科だけでも数百名の合格枠があるところ、
こちらの大学はピアノ科の合格枠は40名(すべて当時の情報です)。
まして、周りはみんな音楽家ご一家や、音楽高校出身、等のサラブレットばかり。
私のような、サルのように木に登り、河童のように川で泳いでいた田舎者なんて、
出遅れもいいところでした。
そんな私を、猛烈な努力に導いてくださった先生。
厳しく、優しく、「私が選んだ道は間違ってなかった」と確信できる人生にお導きくださいました先生。
この日は思い出の母校のホールに、門下生が集合し、
とても温かなコンサートになりました。
同じ努力を積んできた仲間であり、雰囲気も、空気感も似ている仲間といると、
本当に心のホームに帰ってきた気持ちになりました。
多くの気品溢れる同窓生たちと再会し、
慌てて背筋を伸ばし、足を閉じ、口ぽか~んも直した田舎サルなのでした(笑)
そうそう、そんなこんなで、このサルも、
なかなか良い感じに熟してきました!
「微熟女」ならぬ、「微熟サル」🐵✌

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