今日は専属先同系列の施設で、約3年ぶりに演奏させていただきました♪
コロナ禍前は、毎月のように演奏に伺っていましたが、
感染者が増加にするにつれ、同系列とはいえ行き来することができなくなりました。
感染者増は仕方のないこと、その結果、ご高齢者をお守りするために、
できる限り人との接触は避けたいという会社の方針は、十分頭では理解し、わかってはいるものの、
やはりこの3年近く、自分の無力さに,やり場のない切なさを感じていました。
それがこの春、感染者減少と、様々な偶然、幸運に恵まれ、
今回約3年ぶりに伺うことができました。
世の中には、もっと美人で(若くて!!)優秀なピアニストなんていくらでもいらっしゃいます。
そんな中で、私のことを覚えていて下さり、再度お呼びいただけたというのは、本当に嬉しく、
私にとっては時期がちょうどお誕生月だっただけに、
「これはきっと神様が下さったご褒美、お誕生日プレゼントかも❤」と勝手に思いました。
私は音楽家一家に生まれたサラブレットでは全ーーーくないですから、
その中でご信頼をいただく為には、人一倍の努力しかない。
プロである以上、一つのコンサートで100%ご提供するのは当たり前、
だったらその10倍の練習と準備をしておけば、
当日、万が一体調に変化があったり、何かハプニングが起こったとしても、
聴いてくださる方々には100は必ずご提供できる!
そう思って、日々人から見えないところで、夢中で練習したり準備をしています。
また、ご高齢の方々にとっては、一回一回が貴重な生演奏を聴く場になります。
今日も「私、50代くらいの頃に○○の曲を聴いて、あまりに感激したので、
死ぬまでにあと一回聴きたい・・・って思ってたの。
それをまさか今日ちょうど聴けたなんて・・もう感激で・・・・
これからもずっとここで弾いてね・・・」と目を潤ませながらお話しくださいました。
長引いたコロナ禍で、皆様にとっても生演奏は貴重で、それが継続的に頻繁に行われることが、
いかに大切か、を感じました。
同系列の施設で連日コンサートが続きますが、
一時期、感染拡大で演奏の場がゼロになってしまった無念の経験から、
演奏の場があるということの喜び、感謝の気持ちが、今日はより一層深まりました。
3年近くも私を覚えていて下さり、
再びお声を掛けてくださいましたスタッフの方々、
そして、何より快く承諾してくださいました施設長に、心の底から感謝しています☆彡
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